会社概要・基本情報
オードビー・ジャポンは、ビザビ化粧品をはじめ、美容と健康に関する商品を扱う日本の法人です。
2025年1月改訂の公式概要書面には、法人名は株式会社オードビー・ジャポン、設立は2002年10月、代表取締役は原浩一氏、資本金は3,000万円と記載されています。
本社所在地は東京都中央区東日本橋3-2-4で、公式ブランドサイトでも同じ住所を掲載し、本社での商品購入を案内しています。
英字表記はEau-De-Vie Japonですが、名称だけを根拠にフランス企業や海外企業の日本法人と判断することはできません。
会社を知る入口としては、法人の基本情報とビザビという商品ブランドを分けて理解することが役立ちます。
親会社や資本系列、海外拠点、従業員総数については、今回の調査で裏付けられる一次情報が限られています。
事業内容・ビジネスモデル
オードビー・ジャポンの会員規約は、連鎖販売取引に当たる販売制度を扱い、商品を愛用する目的の会員と、販売や勧誘活動を行う目的の会員を定めています。
販売活動による収入は小売利益や実績に応じた販売手数料であり、会社との雇用関係に基づく給与ではありません。
2025年1月改訂の概要書面では登録料と年会費は不要で、商品を自動的に定期配送するオートシップではないと説明しています。
ただし、会費が不要でも商品購入の負担がなくなるわけではありません。
会員資格や報酬には購入条件があるため、利用目的に合う契約内容を確かめる必要があります。
公式には本社とオンラインでの購入経路も案内されていますが、一般購入と事業参加の条件は同一とは限りません。
事業として検討する場合は、売上や受取報酬だけでなく、商品代などの経費を差し引いた利益で判断することが大切です。
取扱商品・サービス
主な商品分野は、化粧水、洗顔料、美容液、保湿クリーム、ヘアケア、健康・美容サプリメントです。
化粧水のナーシングローションは、フルーツ酵母発酵液を配合する商品として紹介されています。
100mlの商品ページには税込8,800円と、割引価格5,280円での購入案内が掲載されていますが、適用される価格や条件は購入時に確認してください。
このほか、美容液のジェントルサポートエッセンスや、サプリメントの体内職人などが商品一覧にあります。
一方、2026年4月にはインテンシブエッセンスと、ライトパウダーのコンパクト入りについて販売終了が告知されています。
商品一覧に名称が残っていても、最新のお知らせと在庫を確認してから選ぶことが必要です。
美容に関する会社の説明は治療効果の保証ではなく、価格、容量、成分表示、用途を照らし合わせて検討しましょう。
報酬プラン・システム
2025年1月改訂の概要書面には、紹介、クロージング、レベル、ユーザー、グループの各ボーナスと特別ボーナスが掲載されています。
会員資格にはプルミエ、アソシエ、カヴァリエ、カヴァリエ・リーダー、地域責任者があり、資格や自分につながる会員グループの売上などによって条件が分かれます。
特に重要なのは、ボーナス受領には当月の対象商品を税別20,000円以上自己購入する必要があることです。
これは同書面に記載された条件であり、登録料や年会費が不要という説明とは分けて考える必要があります。
購入条件を満たすだけで収入が確定するわけではなく、各ボーナスの支給条件も確認しなければなりません。
平均報酬、無報酬者の割合、経費を引いた利益の分布は確認できていないため、制度上の報酬を一般的な収入と受け取らないことが大切です。
申込みの際は最新版の書面で、購入負担と支給条件を改めて確認してください。
会社の沿革・歴史
公式概要書面による設立時期は2002年10月で、法人としての歩みを考える際の出発点になります。
2013年3月発行の会報にはビザビシリーズと現在と同じ英字社名が掲載され、当時の商品展開の一端を確認できます。
公式ブランドサイトでは、発酵飲料に由来する原料を化粧品原料へ改良した経緯も紹介しています。
この原料開発の物語は会社自身の説明であり、原料の歴史と法人の設立年は別の情報として読む必要があります。
長年の原料研究という表現から、会社の創業年や営業年数を逆算することはできません。
その後の確認できる動きとして、2025年1月の概要書面改訂や、2026年の会報発行、商品更新のお知らせがあります。
ただし、設立から現在までの網羅的な年表や移転履歴、海外進出の記録は十分に確認できず、公開資料で追える範囲に限った沿革となります。
市場での位置づけ・業績
オードビー・ジャポンは、フルーツ酵母を打ち出した美容・健康商品と会員販売制度を持つ企業として捉えられます。
本社での購入や公式オンライン販売も案内しており、商品分野と購入経路は公式情報から確認できます。
一方、最新の売上高、利益、会員数、市場シェア、成長率について、裏付けとなる一次資料は今回確認できていません。
そのため、業界上位や急成長企業といった順位・規模の評価は控える必要があります。
概要書面に募集予定人数や対象人口の記載があっても、それは実際の会員数や顧客数を示す数字ではありません。
商品の特色と会社の売上規模は異なる判断材料であり、独自の原料を扱うことだけで業績の良さは分かりません。会報や商品案内の更新が続いている点も、経営の安定性や参加者の利益を証明するものではなく、事業参加の判断には別途、費用や収益の資料が必要です。
特徴や強み
会社が商品づくりの特徴として説明しているのは、7種類の果実を酵母で発酵させ、ろ過して作る原料です。
ナーシングローションは、一般的な化粧水の精製水に当たる部分をフルーツ酵母発酵液に置き換えた処方として紹介されています。
このように、原料と処方へのこだわりが公式の商品説明の中心にあります。
また、会社の臨床結果紹介ページには、ビザビ7品と美容飲料を組み合わせた12週間の試験概要が掲載されています。
ただし、複数商品を併用した試験から単品の効果は断定できません。
会社による試験紹介と独立した第三者による比較評価は分ける必要があり、全商品が他社製品より優れることや、誰にでも同じ結果が出ることを示すものではありません。
購入を考える際は、原料の説明に加え、個々の商品の用途や成分表示を確認し、自分の目的に合うかを検討するのがよいでしょう。
会員・販売員の支援体制
確認できる支援や情報提供の手段には、電話相談窓口、Web注文、契約内容を説明する概要書面があります。
会報Bonjourも発行されており、公式サイトは2026年9月7日に9月号の発行を告知しています。
会社は紹介活動時のフォローについて説明し、初めて商品を使う人には6日間集中ケアセットも案内しています。
これらは相談や商品理解のための接点ですが、会報や窓口があることだけで研修内容の充実度までは判断できません。
最新の研修日時、会場、受講料、参加義務、講師の資格などは、公開情報で十分に確認できていません。
活動を始める前には、紹介者の説明を本社の案内や書面と照合することが役立ちます。
支援の対象や費用、自分が受けられる具体的な内容を確かめ、フォローがあることと収益が得られることを結び付けずに検討してください。
法令遵守への姿勢・コンプライアンス
会社の会員規約では、関係法令の順守、書面交付、勧誘時の氏名などの明示を定め、不正確な説明などを禁止しています。
ただし、規約の存在は、実際のすべての販売員の行動や取引の適法性を包括的に保証するものではありません。
消費者庁が案内する連鎖販売取引の一般制度では、法定書面の受領日から20日以内にクーリング・オフができ、商品引渡しが後ならその日が起算日となります。
通知は書面だけでなく電磁的記録でも可能であり、会社の説明と行政が示す制度の両方を確認することが大切です。
中途解約や返品は、入会からの期間、商品の受領後日数、未使用かどうかなどで条件が分かれます。
これらの制度を通販での一般購入の返品条件と混同せず、自分の契約に適用される手続きや連絡先を、申込み前に書面で確かめておきましょう。
社会貢献活動・CSR
オードビー・ジャポンは、公式概要書面に示す企業理念で、高齢化社会への貢献を掲げています。
美容や健康に関わる事業をどのような考えで運営するかを知る情報ですが、理念そのものが社会的成果の実績を示すわけではありません。
また、2024年1月9日には、能登半島地震に関するお悔やみとお見舞いを公式に公表しています。
この声明は確認できますが、寄付額や寄付先、支援物資の提供などは今回の調査では確認できていません。
お見舞いの公表から寄付の実施を推測せず、企業理念、具体的な活動、その成果を分けて捉えることが必要です。
継続的な支援事業の対象人数や環境指標、CSR報告書についても、判断に使える公開情報は限られます。
これは活動がないという意味ではなく、社会貢献の規模を評価するには、実施時期や支援対象、外部から確認できる記録などが必要ということです。
成功事例・体験談
商品に関する体験談としては、2019年に商品提供を受けたモニターによる、ナーシングローションの使用感の投稿を確認できます。
これは個人の主観的な感想であり、一般購入者全体の評価や、同じ使用結果が得られることを示す情報ではありません。
体験談を読む際は、商品提供の有無、使用期間、併用した商品などの前提を確認すると、内容を受け止めやすくなります。
一方、販売活動について、活動期間、費用、売上、利益がそろった検証可能な成功事例は確認できていません。
会社が紹介する複数商品の試験も、販売員の事業上の成功を示す資料ではありません。
商品の使用感と販売活動で得られる利益は別の話であり、肌の変化を収入の見込みに結び付けることはできません。事業の実例が提示された場合も、売上だけでなく購入費などの経費と活動期間を確認し、一般的な成果や収入保証として受け取らない姿勢が必要です。
業界内での評判や受賞歴
2019年6月の会報では、2019年度版『日本が誇るビジネス大賞』に、スキンケアと体内職人が掲載されたことを会社が案内しています。
ただし、書籍への掲載と独立した賞の受賞は区別する必要があります。
書名に大賞とあるだけでは、審査基準に基づいて受賞したことの証明にはなりません。
また、Tie2・リンパ・血管研究会が示す2018年10月1日現在の法人会員一覧には、同社の名前が掲載されています。
これは当時の所属を確認できる情報であり、現在の所属状況や商品の品質、販売活動の収益性を認証するものではありません。
今回確認できた資料だけでは、独立した賞の受賞歴や業界全体を代表する評価を明確に示すことは困難です。
会社発表、過去の所属情報、個人の口コミでは意味が異なるため、評判を判断する際は、誰が、いつ、何を評価した情報なのかを確かめることが大切です。
今後の展望・計画
今後の動きを知る手掛かりとして、公式サイトには商品の見直しや出荷に関する具体的なお知らせがあります。
2026年1月22日には、ルヴァンソヴールクリームの当時の商品の販売終了と、改良および容器刷新の方針を公表しました。
その時点では時期を確定後に案内するとしており、今回の調査では改良品の発売確定日や刷新の完了状態までは確認できていません。
2026年1月28日には、ビューティースポットライトゼリーの出荷準備が整ったことも発表しています。
いずれも日付のある会社の商品告知であり、改良方針の発表と実際の販売開始は別に確認する必要があります。
中期経営計画や数値目標、海外展開の計画については十分な一次情報がなく、将来の成長を断定できません。
利用を検討する人は、過去の紹介記事だけで判断せず、最新の商品更新情報と在庫、価格、購入条件を確認して選ぶことが大切です。


