イオスコーポレーションとは?商品、報酬プラン、特徴などについてまとめ

MLM企業

会社概要・基本情報

株式会社イオス コーポレーションは、2003年3月3日に東京都豊島区で設立されたネットワークビジネス企業です。

現在の本社は東京都港区南青山5丁目12番4号に位置し、代表取締役は石川雄志氏が務めています。

資本金は7,000万円で、主要株主は株式会社イオス インターナショナルが100%出資しています。

2024年度の売上高は31.2億円を記録し、従業員数は29人(2025年3月現在)です。

同社はジェイソン・ウィンターズ商品の日本正規販売代理店として、健康食品および化粧品、健康美容関連商品の販売・普及を通じて社会に貢献しています。

事業内容・ビジネスモデルの詳細説明

イオスコーポレーションは、ネットワークビジネス(MLM:マルチ・レベル・マーケティング)形態で健康食品や化粧品を販売する企業です。

同社の事業は、会員が商品を購入・愛用するだけでなく、新たな会員を紹介することで報酬を得られる仕組みとなっています。

主力事業は健康食品事業、化粧品事業、食品飲料事業の3つの柱で構成されており、「健康、調和、感謝」という企業理念のもと事業を展開しています。

2023年からは健康と未来の社会的課題の解決に貢献する総合的なプラットフォーム事業への転換を図り、単なる商品販売にとどまらない価値提供を目指しています。

特定商取引法に基づく連鎖販売取引として、法令を遵守した運営を行っています。

取扱商品・サービスのラインナップ

同社の主力商品は、世界三大陸に数千年前から伝わるレッドクローバー、インディアン・セージ、ハーバリーン(スペシャルスパイス)の3つのハーブとウーロン茶から作られる「ジェイソン・ウィンターズ・ティー」です。

このハーブティーは日本人の味覚に合わせて調整された「プレミアムブレンド」をはじめ、複数のバリエーションが展開されています。

健康食品では「ジェイソン・ウィンターズ・バイオプラス」や「ナトラプロテイン」などのサプリメント類、化粧品では「AROMASHEA(アロマシア)」ブランドのスキンケア商品を取り扱っています。

さらに、「r-eos(アールイオス)」ブランドの逆浸透膜浄水器や、「e-Homefits」のフィットネス関連商品など、健康と美容をトータルサポートする幅広い商品ラインナップを展開しています。

2023年には「EOSあさいち」も始動し、より多様な健康関連商品を提供しています。

報酬プラン・システムの説明

イオスコーポレーションの報酬プランは、会員が商品を購入・愛用するだけでなく、新規会員の紹介によっても収入を得られる仕組みです。

2023年2月にボーナスプランと会員制度の改定が行われ、中間層のビジネス会員の実績に基づく公平な報酬体系の構築が図られました。

報酬は、自分が紹介した会員の購入額に応じた直接的なボーナスと、グループ全体の売上に基づく間接的なボーナスから構成されています。

また、定期購入(オートシップ)制度を採用しており、継続的な購入によって「EOSマイル」が付与され、このマイルを使って商品と交換することができます。

当社が設定するボーナスプランに基づいて計算される報酬体系は、会員規約に従った活動を行うことが前提となっています。

会社の沿革・歴史

2003年3月に株式会社イオスとして設立され、同年5月にジェイソン・ウィンターズ・ティーの販売を開始しました。

2003年9月には創始者であるサー・ジェイソン・ウィンターズが初来日し、東京で記念講演を開催、2004年には社名を株式会社イオス コーポレーションに変更しています。

2008年には会員数10万人を達成し、2020年には25万会員に到達するなど、着実な成長を遂げてきました。

2007年にはプライバシーマーク取得、2018年には創業15周年記念イベント「EOS EXPO2018」を開催、2023年には創業20周年を迎え記念イベント「NEXT ONE2023」を実施しました。

2024年4月には台湾での事業を開始し、海外展開にも積極的に取り組んでいます。

市場での位置づけ・業績

イオスコーポレーションは、日本のネットワークビジネス業界において健康ハーブティーを主力商品とする企業として一定の地位を確立しています。

2024年度の売上高は31.2億円を記録しており、従業員数29人という少数精鋭の体制で効率的な事業運営を行っています。

2022年12月期の売上高は27億3000万円であり、継続的な成長傾向を示しています。

会員数は2020年に25万人を突破し、全国各地に広がる会員ネットワークを構築しています。

ネットワークビジネス業界では中堅規模の企業として、安定した業績を維持しながら新たな事業展開にも挑戦を続けています。

特徴や強み

同社の最大の強みは、40年以上の歴史を持つ世界的に評価されたジェイソン・ウィンターズ・ティーの日本正規販売代理店としての独占的地位です。

サー・ジェイソン・ウィンターズとその息子サー・レイモンド・ウィンターズとの強い信頼関係に基づき、日本市場に最適化された商品を提供しています。

2023年には博多に福岡支社、e-Homefitness、JWT Cafeをオープンし、会員が集える物理的な拠点を整備しました。

また、公式オンラインショップの開設により、デジタルとリアルの両面からアクセスできる環境を構築しています。

久石譲氏のコンサートや映画製作への協賛など、文化・芸術活動への支援を通じたブランディング活動も特徴的です。

会員・販売員の支援体制

イオスコーポレーションは、会員向けに様々な教育・サポート体制を整備しています。

2018年から毎年開催されているコンプライアンスセミナーは、2022年以降オンライン形式で通年受講可能となり、会員が法令遵守について学べる機会を提供しています。

会員専用のオンラインプラットフォームやマイページを通じて、商品情報や事業支援ツールにアクセスできる環境が整備されています。

また、定期的に開催される「BPサミット」や各種セミナー、製品勉強会などを通じて、会員のスキルアップと相互交流の機会を提供しています。

消費者相談窓口も2009年に開設され、会員からの問い合わせに迅速に対応できる体制を構築しています。

法令遵守への姿勢・コンプライアンス

イオスコーポレーションは、法令遵守を企業運営の基盤として重視しています。

2007年にプライバシーマークを取得し(認定番号:第10560065号)、個人情報保護活動(PMS)に継続的に取り組んでおり、現在まで定期的に認定を更新しています。

同社のコンプライアンスの定義は、単なる法令遵守にとどまらず、社会的規範や倫理を遵守することを含んでいます。

全従業員を対象とした個人情報保護に関する教育・研修を実施し、誰もが事故の当事者になる可能性があることを自覚させる取り組みを行っています。

特定商取引法に基づく連鎖販売取引として、必要な書面の交付や重要事項の説明など、法律で定められた義務を徹底して履行しています。

社会貢献活動・CSR

イオスコーポレーションは、「健康、調和、感謝」の理念のもと、積極的な社会貢献活動を展開しています。

2011年以降、全国各地で「クリーンイベント」と呼ばれる地域美化活動を継続的に実施しており、ゴミ拾いなどを通じて地域社会との絆を深めています。

東日本大震災では、2011年に義援金「イオス希望の輪」基金として約445万円を募金し、中央共同募金災害ボランティアへ寄付しました。

福島県南相馬市の仮設住宅コミュニティーサロン「眞こころ」へジェイソン・ウィンターズ・ティーの継続提供や、芋煮会と落語寄席の開催など、被災地支援活動を継続しました。

2023年には「EOS SDGs宣言」を公開し、持続可能な開発目標への貢献を明確に打ち出しています。

成功事例・体験談

イオスコーポレーションでは、商品を愛用する会員から様々な体験談が寄せられています。

ジェイソン・ウィンターズ・ティーの愛用者からは、体調管理や健康維持に役立っているという声が多く報告されています。

会員の中には、家族全員でジェイソン・ウィンターズ・ティーを日常的に飲用し、1日2リットル以上を消費するなど、生活習慣の一部として定着している事例も見られます。

ビジネス面では、2003年の創業時から500人以上の会員が集まる講演会を成功させるなど、組織としての成長を遂げてきました。

サー・ジェイソン・ウィンターズやサー・レイモンド・ウィンターズとの直接的な交流機会も提供され、創始者の理念を直接学べる環境が整えられています。

業界内での評判や受賞歴

イオスコーポレーションは、ネットワークビジネス業界において20年以上の実績を持つ安定企業として認知されています。

プライバシーマーク制度の認定を継続的に更新しており、個人情報保護体制の整備において第三者機関から高い評価を受けています。

主力商品のジェイソン・ウィンターズ・ティーは、40年以上の歴史を持つ世界的に評価された健康ハーブティーとして、国際的な認知度を有しています。

業界専門誌「ネットワークビジネス」などでも定期的に取り上げられ、報酬プラン改定や新商品発売などの動向が注目されています。

文化・芸術分野では、久石譲氏のコンサートへの協賛や映画制作への協力など、社会的な文化活動への貢献が評価されています。

今後の展望・計画

イオスコーポレーションは、2024年を新たな成長の年と位置づけ、積極的な事業展開を計画しています。

2024年4月には台湾でプレオープンを実施し、本格的な海外展開を開始しました。これは同社初の海外市場進出となる重要な戦略です。

健康と未来の社会的課題の解決に貢献する総合的なプラットフォーム事業への転換を進めており、単なる商品販売にとどまらない価値提供を目指しています。

2024年5月には公式「ブランドアンバサダー」制度を開始し、影響力のある人物とのパートナーシップを強化しています。

浄水器「r-eos」やフィットネス関連の「e-Homefits」など新規事業領域への参入により、健康をテーマとした事業の多角化を推進し、持続的な成長を目指しています。

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