ナチュラリープラスとは?商品、報酬プラン、特徴などについてまとめ

ネットワークビジネス一般

1. 会社概要・基本情報(設立年、本社所在地、代表者など)

株式会社ナチュラリープラスは1999年3月8日に設立されたグローバルヘルスケアカンパニーです。本社は東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー35階に所在し、代表取締役社長は田嶋隆志氏が務めています。資本金は1億円、従業員数は69名(2024年11月末現在)です。

社名の由来は、顧客がよりナチュラル(自然体)で前向き(プラス思考)に人生を歩み、QOL(Quality Of Life)を高めることへの願いと、ナチュラル(自然志向)を基本に科学のチカラをプラスした製品づくりを追求する思いが込められています。

事業内容は栄養機能食品とビューティケア製品などの販売・製品企画を中心としています。

2. 事業内容・ビジネスモデルの詳細説明

ナチュラリープラスは独自の会員制ダイレクト販売システム(ネットワークマーケティング)を採用しています。自社では製品の広告宣伝は行わず、会員が製品の良さを広めていく仕組みが特徴です。

日本では10万人以上の会員が活動しており、製品をご愛用いただく方々の口コミによる推薦販売を基盤としています。バイナリーシステムを基本とした報酬プランを採用し、初心者でも参加しやすい仕組みを構築しています。

また、「在庫を持たない、金銭のやりとりがない、日々の積み重ねを基本とした報酬システム」という特徴があり、会員がビジネス活動に専念できる環境を提供しています。現在は150以上の国と地域に製品を供給するグローバル企業として展開しています。

3. 取扱商品・サービスのラインナップ

主力商品として「スーパー・ルテイン」シリーズがあり、カロテノイド研究の第一人者フレデリック・カチック博士が推奨する6つのカロテノイドを配合したマルチカロテノイドサプリメントです。

最新製品の「スーパー・リバイブ」は、幹細胞とオートファジー研究に着目し、日本発の成分ヒフワンステム®を配合した健康補助食品です。

水素水「イズミオ」、スポーツニュートリション飲料「オレミオ」、ユーグレナを使用した「スーパー・ユーグレナ パラミロンARX」、美容関連では機能性美容液「リフタント」、ビューティケア製品「ルーテ」シリーズ、浴用化粧料「バスミオ」などを展開しています。

健康食品から美容製品まで幅広いラインナップで、「高品質」「有用性」「安全性」「安定供給」の4つの約束を掲げて製品開発を行っています。

4. 報酬プラン・システムの説明

ナチュラリープラスはバイナリー報酬プランを基本としており、業界でも「初心者でも稼ぎやすい」と評価されています。8つの報酬プランで構成されており、基本的なバイナリーシステムに加えて多様な収入機会を提供しています。

特徴として、2名以上勧誘できた場合、ダウン会員を自分の下に配属できるシステムがあり、優秀なアップ会員の下についた場合は組織構築の恩恵を受けやすい仕組みです。初回登録費は5,000円、NPファンクラブ年会費は11,000円となっています。

報酬は公式アプリ「CONPUS」内のお財布機能で管理でき、会員がSHARE PLUSシステムを利用した拡販活動により一定の報酬を得ることができます。また、在庫リスクがなく、継続的な教育支援により会員のビジネス活動をサポートしています。

5. 会社の沿革・歴史

1999年3月に東京・有明で株式会社ナチュラリープラスを設立し、栄養機能食品「スーパー・ルテイン」を発売してスタートしました。2001年に青山、2002年に六本木へと本社を移転し、事業拡大を続けました。

2004年には台湾進出を皮切りに海外展開を本格化し、現在まで香港、シンガポール、マレーシア、韓国、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、ブルネイ、アメリカなど多数の国・地域に展開しています。

2007年には水素水「イズミオ」を発売し、水素水市場のパイオニアとなりました。2019年には創立20周年、2024年には創立25周年を迎え、継続的な成長を遂げています。創業から25年以上にわたって堅実な事業運営を継続し、グローバルヘルスケアカンパニーとしての地位を確立しています。

6. 市場での位置づけ・業績

アメリカの『ダイレクトセリングニュース(DSN)』誌が発表する世界のダイレクトセリング企業ランキングで、ナチュラリープラスは第43位にランクインしており、グローバル市場での一定の地位を確保しています。

日本のネットワークビジネス業界においてはバイナリー報酬プランの最大手企業として認知されています。150以上の国と地域に製品供給を行い、世界中の健康増進に寄与しています。

主力製品「スーパー・ルテイン」は2019年に実施したモニター調査で約90%の使用者から高評価を獲得し、2023年には機能性表示食品として販売を開始するなど、製品の信頼性と市場での競争力を維持しています。2024年8月期の純利益は2,252万円となっており、安定した業績を継続しています。

7. 特徴や強み

ナチュラリープラスの最大の強みは、創業から一貫して「高品質」「有用性」「安全性」「安定供給」の4つの約束を守り続けていることです。カロテノイド研究の世界的権威であるフレデリック・カチック博士との協力関係や、日本発の成分ヒフワンステム®の開発など、科学的根拠に基づいた製品開発を行っています。

グローバル展開により150以上の国・地域での実績があり、親会社ユニヴァキャピタルグループの資金力とネットワーク力を背景とした安定した事業基盤を持っています。

また、会員制ダイレクト販売システムにより広告宣伝費を削減し、その分を製品品質向上や会員サポートに投資している点も特徴です。機能性表示食品の取得や継続的な製品バージョンアップにより、常に市場ニーズに対応した製品提供を行っています。

ナチュラリープラスの強み

8. 会員・販売員の支援体制

ナチュラリープラスでは充実した会員教育制度を整備しており、ビジネス活動前の基礎教育から継続的な教育まで幅広くサポートしています。コンプライアンス研修、ビジネススキル研修、製品知識習得など、会員が健全なビジネス活動を行うための教育プログラムを提供しています。

スポンサー活動資格取得制度テキストを用意し、法令遵守に関する正確な知識習得をサポートしています。公式アプリ「CONPUS」により会員の活動管理や情報共有を効率化し、ヘルスケア倶楽部では製品情報や健康に関する情報を提供しています。

また、全国各地でのセミナー開催、成功事例の共有、トップリーダーによる指導など、多面的な支援体制を構築しています。全国の消費生活センターへの定期訪問により、消費者保護の観点からも会員活動をサポートしています。

9. 法令遵守への姿勢・コンプライアンス

ナチュラリープラスは法令遵守を重要視し、「医薬品医療機器等法」「特定商取引に関する法律」「景品表示法」などの関連法規の遵守を徹底しています。

コンプライアンス規程を整備し、事業活動に関わる全ての役員・社員・会員が遵守すべき行動規範を明確に定めています。定期的な研修などを通してコンプライアンス意識の周知徹底を図っており、高齢者勧誘ガイドラインの策定など、消費者保護の観点からも積極的な取り組みを行っています。

スポンサー活動資格取得制度により、会員のビジネス活動における法令遵守を確保し、全国の消費生活センターとの連携により消費者トラブルの未然防止に努めています。

また、医薬品医療機器等法に基づく適正な製品表示や広告宣伝活動の指導を徹底し、業界の健全な発展に貢献しています。

ナチュラリープラスコンプライアンス

10. 社会貢献活動・CSR

ナチュラリープラスは「地球に笑顔 ナチュラリープラス」をポリシーに、「For Community(社会・地域のために)」「For Environment(環境のために)」「For People(人のために)」の3つのForでCSR活動を推進しています。

2008年に設立した「ナチュラリープラスこども基金」では、製品注文時に100円の寄付を募り、世界の子どもたちの教育支援を行っています。

これまでミャンマー・サイクロン、中国・四川大地震、東日本大震災などの災害支援に義援金を寄付してきました。

スリランカの女子教育プログラムでは35名の少女を支援し、モロッコ女性の地位向上を図る活動にも参加しています。環境保護活動として盲導犬育成支援、バードリサーチへの協賛なども継続的に実施しており、企業の社会的責任を積極的に果たしています。

11. 成功事例・体験談

ナチュラリープラスでは多数のトップリーダーが成功を収めており、その中でも浅羽勤氏は2000年11月の登録から「絶対に成功して夢を叶える」という覚悟を持って取り組み、現在は台湾を拠点に活動するトップリーダーとなっています。

マレーシアのトップリーダーで10ミリオネアのジョンセン・リム氏なども注目される成功事例として挙げられます。成功者の多くは継続的な努力と正しい知識習得、そして他者への価値提供を重視した活動を行っています。

ワールドコンベンションやフェスタなどの表彰式では、多数の成功事例が紹介され、新規参加者のモチベーション向上に役立っています。ただし、成功には個人差があり、継続的な努力と正しいビジネス活動が必要であることも併せて伝えられています。

ナチュラリープラストップリーダー

12. 業界内での評判や受賞歴

ナチュラリープラスは業界内で「初心者でも始めやすいMLM」として評価されており、良心的な報酬プランを持つ企業として認知されています。

製品の豊富なエビデンスや日本での販売実績が高く評価され、特にカロテノイド分野では先駆的な存在として位置付けられています。

国際栄養食品協会(AIFN)に加盟し、業界団体との連携も積極的に行っています。スポーツ分野では「YONEX OPEN JAPAN バドミントン選手権大会」「ガルーダ・バリ国際マラソン」「2008北京国際マラソン」「2006ラリージャパン」など多数のスポーツイベントに協賛し、企業ブランドの向上を図っています。

また、横浜F・マリノスのオフィシャルスポンサーや「ミス・ユニバース・ジャパン」への協賛など、多様な分野での社会貢献が評価されています。

13. 今後の展望・計画

ナチュラリープラスは今後5年間で急速に変化する市場環境への対応を最大の課題としながら、世界で100万人の健康増進パートナーを目標として掲げています。

アメリカ市場への本格展開を検討しており、グローバル企業としてのさらなる成長を目指しています。製品面では幹細胞とオートファジー研究への継続的な投資により、革新的な健康食品の開発を進めています。

機能性表示食品の拡充や新たなカテゴリーへの参入も計画されており、多様化する健康ニーズに対応した製品ラインナップの充実を図ります。

デジタル化への対応として公式アプリ「CONPUS」の機能拡張や、新たなコミュニケーションツールの導入により、会員サービスの向上を目指しています。

また、SDGsへの取り組み強化やESG経営の推進により、持続可能な社会の実現に貢献する企業として発展していく計画です。

ナチュラリープラスは1999年の創業以来、一貫して品質にこだわった製品開発と会員中心のビジネスモデルにより成長を続けているグローバルヘルスケアカンパニーです。150以上の国・地域での事業展開、充実した会員サポート体制、そして社会貢献活動への積極的な取り組みにより、業界内での確固たる地位を築いています。

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