日健総本社とは?商品、報酬プラン、特徴などについてまとめ

ネットワークビジネス一般

会社概要・基本情報

株式会社日健総本社は、1975年9月に創業者・田中美穂によって岐阜県羽島市に設立されたネットワークビジネス会社です。

現在の代表取締役社長は森伸夫で、資本金5,000万円、従業員数は約46名の企業体制となっています。

本社は岐阜県羽島市福寿町浅平1-32に所在し、東海道新幹線の岐阜羽島駅近くに位置しています。

創業50年近い歴史を持つ老舗のネットワークビジネス企業として、公益社団法人日本訪問販売協会の正会員でもあり、業界内での信頼性を確立しています。

北海道から沖縄まで全国に支店・営業所を展開し、国内における流通網を構築しています。

事業内容・ビジネスモデルの詳細説明

日健総本社は、微細藻類(マイクロアルジェ)を活用した健康食品、医薬品、化粧品、一般食品、暮らし用品、飼料・肥料の6つの事業分野を展開しています。

ビジネスモデルとしては、連鎖販売取引(ネットワークビジネス)を採用しており、会員が製品を販売し、新たな会員をリクルートすることで組織を構築します。

マイクロアルジェという無限の可能性を秘めた自然素材の研究開発を核とした事業展開が特徴です。

1988年にはイスラエルのワイツマン科学研究所と事業提携を締結し、微細藻類の研究開発における国際的な協力体制を確立しました。

1989年にはイスラエルに海外工場(N.B.T.)を建設し、製造から販売まで一貫した体制を構築しています。

取扱商品・サービスのラインナップ

日健総本社の代表的な商品は「クロスタニン」ブランドで知られる健康食品シリーズです。

主力製品には、クロスタニンゴールド、ドナリエラ、エバヤング、パイロゲンなどがあり、クロレラ多糖体やβ-1.3グルカンなどの成分を含む多糖体複合食品が中心となっています。

化粧品事業では、美穂ビューティソープや美穂ミルクローション、美穂CEクリームなどの基礎化粧品シリーズを展開しています。

微細藻類由来の栄養成分を活用した独自性の高い製品群が特徴であり、クロレラ、ドナリエラ、スピルリナなどの藻類を原料としています。

機能性表示食品として「クロスタニンひざガード」なども販売され、健康維持をサポートする製品ラインナップを揃えています。

報酬プラン・システムの説明

日健総本社では、報酬プランとして「ステアステップ方式(代理店方式)」を採用しています。

このシステムでは、会員が割引価格で仕入れた商品と、ダウンメンバーへの販売価格との差額が利益となります。

会員ランクが上昇するにつれて仕入れ価格の割引率が向上し、収益性が高まる仕組みとなっています。

段階的に昇格していく代理店システムにより、販売実績や組織構築の成果に応じた報酬が得られます。

自分自身の販売活動による小売差益に加えて、育成したダウンメンバーの販売による組織報酬も収入源となります。

会社の沿革・歴史

日健総本社の歴史は、創業者・田中美穂がヤクルト本社の初代社長である永松昇のもとで修行したことに始まります。

1975年9月に「クロスタニン」の商品化に成功し、会社を設立しました。

1979年には第1回クロスタニン国際大会を開催し、その後、年1回のペースで継続されています。

1988年にイスラエルのワイツマン科学研究所と事業提携を締結し、1989年には本社ビルが完成、同年にイスラエルに海外工場N.B.T.を建設しました。

日本企業として初めてイスラエルに進出した実績を持ち、国際的な事業展開を進めてきました。

1995年には岐阜県安八郡輪之内町に微細藻類未来工場が完成し、2018年には日本工営とBSC工法を共同開発するなど、技術革新を続けています。

市場での位置づけ・業績

日健総本社は、ネットワークビジネス業界における売上ランキングで上位に位置する企業です。

50年近い事業歴を持つ老舗企業として、業界内で確固たる地位を築いています。

健康食品市場においては、微細藻類を活用した独自商品により、差別化されたポジションを確立しています。

長期にわたる事業継続と安定した経営基盤が市場での信頼性を支えています。

公益社団法人日本訪問販売協会の正会員として、業界団体にも加盟し、コンプライアンスを重視した経営を行っています。

特徴や強み

日健総本社の最大の特徴は、「マイクロアルジェは、どれだけ人間を幸せにできるだろう。」という基本理念のもと、微細藻類の研究開発に特化していることです。

クロレラ、ドナリエラ、スピルリナなどの微細藻類から抽出される多糖体やβ-グルカンなどの成分は、日常の食生活では摂取しにくい貴重な栄養素です。

イスラエルのワイツマン科学研究所との技術提携により、世界最先端の研究開発体制を構築しています。

本社内に微細藻類を扱う水族館や研究施設を併設し、教育・研究・開発が一体となった独自の事業展開を行っています。

岐阜県安八郡輪之内町の微細藻類未来工場では、最新設備による品質管理と生産体制が整備されており、安全性と品質の高い製品を提供しています。

会員・販売員の支援体制

日健総本社では、会員向けに年1回開催されるクロスタニン国際大会をはじめ、定期的な研修会やセミナーを実施しています。

本社内の水族館では、マイクロアルジェ教室を開催し、製品の科学的根拠や特性について学ぶ機会を提供しています。

クロスタニン倶楽部カードなどの会員向けサービスも用意され、継続的な購入をサポートする仕組みがあります。

成功者の体験談や商品説明会などの教育プログラムを通じて、新規会員の育成と既存会員のスキルアップを支援しています。

お客様相談窓口(フリーダイヤル0120-130501)を設置し、月曜から金曜日の午前9時から午後5時半まで対応する体制を整えています。

法令遵守への姿勢・コンプライアンス

日健総本社は、公益社団法人日本訪問販売協会の正会員として、業界の自主規制を遵守し、健全な事業運営を行っています。

特定商取引法や連鎖販売取引に関する法令を遵守し、消費者保護の観点から適切な販売活動を推進しています。

お客様相談窓口を設置し、苦情や相談に対して誠実に対応する体制を構築しています。

法令遵守と企業倫理を重視した経営方針のもと、長期にわたる事業継続を実現しています。

製品の安全性については、厳格な品質管理体制のもとで製造を行い、消費者への安全な製品提供を最優先としています。

社会貢献活動・CSR

日健総本社は、沖縄県石垣市の「南ぬ浜町緑地公園」において、南十字星が観測できる人工島の環境整備に貢献しています。

イスラエルとの長年にわたる交流を通じて、緑化活動への貢献が評価され、2000年には当時の社長・森伸夫がゴールデン・ブックに登録されました。

2004年から2013年まで実施された「イスラエル聖地の旅10年プロジェクト」では、文化交流と国際親善に取り組みました。

環境保全と国際貢献を柱とした社会貢献活動を展開し、企業市民としての責任を果たしています。

2022年には日本工営、東京農業大学との包括連携協定により、BSC工法を活用した環境改善技術の開発にも取り組んでいます。

成功事例・体験談

日健総本社では、年1回開催されるクロスタニン国際大会において、成功した会員の体験談が共有されています。

これらのイベントでは、商品の詳細説明やビジネスプランの紹介とともに、実際に成果を上げた会員の経験が語られます。

1975年の創業以来、50年近くにわたって事業を継続してきた実績そのものが、ビジネスモデルの有効性を示しています。

長年にわたる会員との信頼関係構築により、複数世代にわたって製品を愛用する顧客も存在します。

豊富な経験と実績を活かし、健康とウェルネス分野での知見を蓄積し、会員のビジネス活動をサポートしています。

業界内での評判や受賞歴

日健総本社は、ネットワークビジネス業界における売上ランキングで上位に位置し、業界内での認知度が高い企業です。

1999年9月7日には、イスラエルのダン・ホテル(テルアビブ)において、イスラエルから特別表彰を受けています。

2000年には、創業者・田中美穂がイスラエル功労賞を受賞し、国際的な貢献が評価されました。

日本企業として初めてイスラエルに進出した先駆的企業として、業界内外で注目されています。

公益社団法人日本訪問販売協会の正会員として、業界団体からも信頼される企業としての地位を確立しています。

今後の展望・計画

日健総本社は、微細藻類応用事業100年構想を掲げ、長期的な視点での事業発展を目指しています。

2022年に締結された日本工営、東京農業大学との包括連携協定により、BSC工法などの新技術開発を推進しています。

2018年に設立された日健化学株式会社を通じて、飼料・肥料・一般食品分野への事業拡大を図っています。

微細藻類の持つ無限の可能性を追求し続ける研究開発により、新たな製品や技術の創出を目指しています。

「健康社会の建設」という社是のもと、人々の健康と幸福に貢献する事業を継続的に展開していく方針です。

タイトルとURLをコピーしました