会社概要・基本情報
ヤング・リビング・ジャパン・インクは、米国ユタ州リーハイに本社を置くヤング・リビング・エッセンシャルオイルの日本法人として、2000年3月に開業しました。
日本代表は中川利光氏が務めており、東京都渋谷区神宮前に日本支社を構えています。
本社であるYoung Living Essential Oilsは1993年に創設者D.ゲリー・ヤングによって設立され、連鎖販売取引(ネットワークビジネス)の手法でエッセンシャルオイルを中心とした製品を展開しています。
世界133か国以上に進出し、約560万人の会員を擁するグローバル企業へと成長を遂げました。
従業員数は世界で約3,500名、売上高は10億ドルを超え、エッセンシャルオイル業界において確固たる地位を築いています。
事業内容・ビジネスモデルの詳細説明
ヤングリビングは、エッセンシャルオイルおよびその関連製品を連鎖販売取引(マルチレベルマーケティング)のビジネスモデルで展開しています。
一般消費者は「ショッピングメンバー」として製品を購入でき、製品を他者に紹介したい方は「ブランドパートナー」として活動することができます。
ブランドパートナーは製品のシェアリング活動を通じて報酬を得る仕組みとなっており、自分自身の購入だけでなく、紹介した会員の購入に対してもボーナスが発生します。
会員は自社農場から製品化まで一貫管理した高品質な製品を会員価格で購入できるメリットがあります。
特定商取引法に基づいた適正な運営を行い、過量販売の禁止や適切な勧誘方法の遵守を会員に義務付けています。
取扱商品・サービスのラインナップ
ヤングリビングは約200種類以上のエッセンシャルオイルを取り扱っており、シングルオイルからブレンドオイルまで幅広い製品を提供しています。
代表的な製品には、ラベンダー、ペパーミント、フランキンセンス、ティーツリーなどのシングルオイルのほか、パナウェイ、ピースアンドカーミング、アールシーといった独自のブレンドオイルがあります。
エッセンシャルオイル以外にも、スキンケア製品、ヘアケア製品、サプリメント、オーラルケア、アロマディフューザーなどのライフスタイル製品も展開しています。
初心者向けには、使いやすいオイルを組み合わせたベーシックキットやプレミアムスターターキットなどのセット商品も用意されています。
これらの製品は全て「Seed to Seal」という独自の品質基準に基づいて製造されており、農薬を使用しない自社農場で栽培された植物から抽出されています。
報酬プラン・システムの説明
ヤングリビングの報酬プランは、ユニレベル方式を基本とした多層的なボーナスシステムを採用しています。
ブランドパートナーは、自分が直接紹介した会員だけでなく、その下のラインの会員の購入に対してもコミッションを受け取ることができます。
主なボーナスには、ファストスタートボーナス、ユニレベルコミッション、スターティングボーナス、ジェネレーションボーナス、リーダーシップボーナスなどがあります。
ランク制度は、スター、シニアスター、エグゼクティブ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、クラウンダイヤモンド、ロイヤルクラウンダイヤモンドまで設定されています。
ランクが上がるにつれて受け取れるボーナスの種類や率が増加し、高ランク達成者には特別なレコグニションギフトや表彰、海外イベントへの招待などの特典が付与されます。
会社の沿革・歴史
ヤングリビングの歴史は、創設者D.ゲリー・ヤングが1949年に生まれ、24歳の時に森林伐採事故で半身不随となった経験から始まります。
約10年間の車椅子生活を経て、エッセンシャルオイルや代替医療との出会いを通じて健康を取り戻したゲリー・ヤングは、1993年にユタ州で蒸留所を設立しヤングリビングを創業しました。
1994年には最初の自社農場であるセント・マリーズ農場をアイダホ州に開設し、種の選定から製品化まで一貫管理する体制を確立しました。
2000年には日本支社が開業し、アジア市場への本格進出を果たしました。その後、世界各地に自社農場を拡大し、2015年には売上高10億ドル突破、会員数100万人以上を達成しました。
創設者ゲリー・ヤングは2018年に逝去しましたが、その理念と情熱は現在も会社に受け継がれ、世界中で事業を展開しています。
市場での位置づけ・業績
ヤングリビングは、世界のネットワークビジネス業界において上位にランクされる企業であり、エッセンシャルオイル分野では最大手の一つです。
2015年には売上高10億ドルを突破し、世界133か国以上に進出、会員数は560万人を超えています。
日本国内においても、ネットワークビジネス企業の売上高ランキングで上位に位置しており、エッセンシャルオイルを主力とする企業として存在感を示しています。
競合他社としてはドテラ(doTERRA)が挙げられますが、ヤングリビングは自社農場の数と規模において業界トップクラスの強みを持っています。
アロマセラピー市場の拡大とともに、健康志向の高まりやナチュラルライフスタイルへの関心の増加により、今後も安定した成長が期待されています。
特徴や強み
ヤングリビングの最大の特徴は、「Seed to Seal(種の選定から製品化まで)」という独自の品質管理プロセスです。
このプロセスは、ソーシング(原料調達)、サイエンス(科学的検証)、スタンダード(品質基準)の3つの柱で構成されており、種の選定、栽培、蒸留、製造、検査のすべての工程を厳格に管理しています。
世界各地に自社農場を所有し、無農薬栽培された植物から抽出したピュアで高品質なエッセンシャルオイルのみを提供しています。
第三者機関による検査だけでなく、社内の厳格な品質管理チームによる物理的・化学的テストを実施し、合成物質や希釈剤を一切使用していません。
また、自社農場ツアーや製造過程の透明性を提供することで、会員に対して信頼と安心を提供している点も大きな強みとなっています。
会員・販売員の支援体制
ヤングリビングは、会員やブランドパートナーに対して充実した教育とサポート体制を整えています。
定期的に開催されるコンベンション、セミナー、トレーニングセッションでは、製品知識、使用方法、ビジネススキルについて学ぶことができます。
オンラインでは、バーチャルオフィスを通じて売上管理、ダウンラインの状況確認、各種資料のダウンロードなどが可能です。
SNS、メールマガジン、公式ブログを通じて最新情報や製品活用法、成功事例などが定期的に配信されており、会員同士の情報交換やコミュニティ形成も活発に行われています。
スポンサー制度により、上位会員からの個別サポートやアドバイスを受けられる仕組みも整備されており、初心者でも安心してビジネスを始められる環境が提供されています。
法令遵守への姿勢・コンプライアンス
ヤングリビングは、特定商取引法をはじめとする関連法規の遵守を徹底しており、会員に対してもコンプライアンス教育を重視しています。
公式ブログでは「コンプラ知恵袋」というシリーズを定期的に公開し、連鎖販売取引のルール、適切な勧誘方法、SNS利用方法などについて詳しく解説しています。
過量販売の禁止、再勧誘の禁止、虚偽・誇大広告の禁止など、法律で定められた規制を会員に周知し、違反行為に対しては厳正に対処する姿勢を示しています。
会員が製品を紹介する際には、氏名と会員であることの明示、特定負担を伴う取引であることの説明を義務付けるなど、消費者保護の観点から適切な情報提供を求めています。
70%ルールの導入により、不要な在庫を抱えるリスクを軽減し、健全なビジネス運営を推進しています。
社会貢献活動・CSR
ヤングリビングは2009年に創設者D.ゲリー・ヤングによって「ヤング・リビング基金」を設立し、世界中の困窮した人々への支援活動を展開しています。
基金の活動は、教育への扉を開くこと、女性のエンパワーメント、弱者の保護という3つの柱を中心に展開されています。
ネパール、エクアドル、ウガンダなどで、学校建設、職業訓練、医療サービス、人身売買被害者の救出と支援など、多岐にわたるプロジェクトを実施しています。
特にウガンダでは、人身売買から救出された子供たちが学べる学校の運営資金を寄贈し、トラウマケアや精神的サポートも提供しています。
財団活動にかかる費用はヤング・リビングが全額負担し、会員や一般からの寄付は100%プロジェクトに充当される仕組みとなっており、透明性の高い社会貢献活動を実践しています。
成功事例・体験談
ヤングリビングには、最高ランクであるロイヤルクラウンダイヤモンドを達成した成功者が世界中に存在します。
代表的な成功者の一人であるクリス・オファー氏は、ヤング・リビングのスペシャリストとして知られ、自身のジャーニー(体験談)を通じて多くの会員にインスピレーションを与えています。
成功者の多くは、製品への深い理解と情熱、継続的な学習、チームメンバーへの献身的なサポートを共通の特徴として持っています。
ランクアップを達成した会員には、レコグニションギフトや表彰式への参加などの特典が与えられ、モチベーション向上につながっています。
体験談の多くは、製品によって健康や生活の質が向上したことがビジネスを始めるきっかけとなり、その感動を周囲とシェアすることで組織が拡大していくというストーリーが語られています。
業界内での評判や受賞歴
ヤングリビングは、エッセンシャルオイル業界において長年の実績と信頼を築いてきた企業として評価されています。
世界のネットワークビジネス売上高ランキングでは常に上位にランクインしており、エッセンシャルオイル専門企業としては最大級の規模を誇ります。
「Seed to Seal」という独自の品質管理プロセスは業界内でも高く評価されており、自社農場の数と規模において業界をリードする存在となっています。
一方で、ネットワークビジネスという販売手法に対する賛否両論の評価も存在し、適切な勧誘方法の徹底や法令遵守の重要性が常に問われています。
会員からは製品品質の高さと教育体制の充実が評価される一方、ビジネスの成功には継続的な努力と適切な販売活動が不可欠であることが指摘されています。
今後の展望・計画
ヤングリビングは2025年以降も、グローバル市場での事業拡大と製品ラインナップの強化を継続していく方針です。
2025年1月には新しい「方針と手続」が発効され、4月からは新しい「ボーナスプラン」が施行されるなど、制度の見直しと改善を進めています。
世界各地での自社農場の拡大と、新たな植物原料の開発により、さらに多様なエッセンシャルオイル製品の提供を目指しています。
日本市場では2025年に25周年を迎え、記念イベントの開催や限定製品の発売などを通じて、会員との絆を深める取り組みを強化しています。
持続可能な農業実践とエシカルな事業運営を通じて、環境保護と社会貢献を両立させながら、世界中の人々の健康とウェルネスライフスタイルの実現をサポートしていく計画です。



