パートナーコジャパンとは?商品、報酬プラン、特徴などについてまとめ

ネットワークビジネス一般

1. 会社概要・基本情報

パートナーコ・モリンダジャパン合同会社は、2022年に設立されたパートナーコ・インターナショナルの日本法人です。本社は東京都新宿区西新宿3丁目2番2号に位置し、現代表は長濱創氏が務めています。

同社は健康補助食品やビューティーケア製品の販売を手がけるネットワークビジネス企業として位置づけられています。資本金は1億円で、ブランドパートナーの登録促進と活動サポートを主要事業として展開しています。

2023年5月には、前身のニューエイジジャパン合同会社から現在の社名に変更し、グローバル企業としてのブランド統一を図りました。

2. 事業内容・ビジネスモデルの詳細説明

パートナーコのビジネスモデルは、「ブランドパートナー制度」と呼ばれるネットワークマーケティングシステムを採用しています。これは従来の小売販売ではなく、口伝による紹介と直接販売を重視したダイレクトセリング方式です。

ブランドパートナーは製品を愛用しながら他の人に紹介し、その結果として収入を得ることができる仕組みです。同社は「パートナーシップ・マーケティング」という概念を提唱し、単なる販売活動を超えて、健康と豊かさを共有するコミュニティづくりを目指しています。

新規登録プロセスは5分で完了するよう改良され、ユーザビリティの向上を図っています。

3. 取扱商品・サービスのラインナップ

同社の主力商品はタヒチアンノニジュースで、これは25年以上にわたってタヒチの家族経営農園から調達される伝統的な製品です。年間約2,000トンのノニフルーツを持続可能な方法で調達しています。

その他の主要製品として、リニューHGH(ヒト成長ホルモンに着目したサプリメント)、ニュートリファイシリーズ(栄養補助食品)、スレンダライズ(体重管理製品、日本未発売)があります。

美容関連ではノニシードオイルや化粧品ラインも展開しており、総合的なウェルネス製品を提供しています。全ての製品は厳格な品質管理の下で製造され、科学的根拠に基づいた研究開発を行っています。

4. 報酬プラン・システムの説明

パートナーコの報酬プランは、『Business For Home』主催の投票コンテストで3度業界No.1に選ばれた実績を持つ「ユニレベル」システムを採用しています。

2024年6月から報酬プランが変更され、グローバル統一プランに移行しました。毎週収入を得ることが可能で、流通した製品のコミッション対象ボリューム(CV)から最大53%をブランドパートナーに還元します。

内訳として45%がユニレベル、残りがファストスタートボーナス(FSB)となっています。この報酬システムは、短期的な収益だけでなく、継続的な組織構築によって長期的な収入を実現できる設計となっており、新しいプランではより公平で持続可能な収入機会を提供しています。

5. 会社の沿革・歴史

パートナーコの日本市場での歴史は、2009年のタヒチアンノニジャパン合同会社設立から始まります。2012年には「モリンダ」を冠する社名に変更し、ノニジュースの普及に努めました。

2022年2月に「ニューエイジ」を冠する社名に変更し、その後2023年5月1日付でパートナーコ・モリンダジャパン合同会社として現在の形となりました。

この変遷は、グローバル企業パートナーコ・インターナショナルの統一ブランド戦略の一環として行われ、世界30カ国以上での事業展開における一貫性を確保するためでした。

2024年10月1日には完全なグローバルプラン統一が実現し、同一製品ラインアップと報酬プランでの運営を開始しています。

6. 市場での位置づけ・業績

パートナーコは創業1年目にして世界中で記録的な成長を遂げており、特にタヒチアンノニジュースを中心とした製品群が市場で高い評価を受けています。ネットワークビジネス業界においては、老舗企業としての信頼性と革新的なアプローチの融合により独特の地位を確立しています。

2023年には世界中で記録的な売上を達成し、特に日本市場では安定した成長を維持しています。同社の製品は一般店舗での小売販売を行わず、ブランドパートナーを通じた直接販売のみで流通させることで、製品の価値とストーリーを重視した販売戦略を貫いています。

業界内では品質重視の企業として認知され、持続可能なビジネスモデルを構築しています。

7. 特徴や強み

パートナーコの最大の特徴は、25年以上にわたるタヒチ産ノニの専門知識と供給網を有することです。タヒチの家族経営農園との長期的なパートナーシップにより、年間2,000トンの高品質ノニフルーツを安定調達しています。

科学的根拠に基づく製品開発も大きな強みで、グローバル・スタンダード・ラボラトリーでの厳格な品質管理を実施しています。

また、業界屈指の受賞歴(40以上の国際的な賞を1年間で受賞)は、マーケティング、製品開発、経営面での卓越性を証明しています。

ブランドパートナー向けの充実したツールと教育プログラム、5分で完了する簡単な登録システム、毎週の収入支払いシステムなど、活動しやすい環境づくりに注力している点も特徴的です。

8. 会員・販売員の支援体制

パートナーコは包括的なブランドパートナー支援体制を構築しています。PXP(パートナーコ・エクスペリエンス)と呼ばれる世界規模のイベントを年次開催し、オーランド、アムステルダム、東京、マカオなど世界各地で7,000人以上が参加する大規模な研修・交流イベントを実施しています。

デジタルツールの充実では、50以上のブログ記事、140本以上の動画、ブランドガイド、事業説明資料、ソーシャルメディア画像、バーチャル背景など多様なマーケティングツールを提供しています。

YOU+2プログラムやセービングスボーナストラッカーなど、活動をサポートする専用システムも完備しており、新規パートナーから経験豊富なリーダーまで幅広いレベルに対応した教育・支援プログラムを展開しています。

9. 法令遵守への姿勢・コンプライアンス

パートナーコは業界の信頼性向上を重視し、厳格なコンプライアンス体制を構築しています。ネットワークビジネス業界への偏見を払拭するため、法令遵守はもちろんのこと、社会的責任を果たす企業としての姿勢を明確にしています。

パートナーズカウンシルとの連携により、ブランドパートナーの活動が適切に行われるよう継続的な指導とサポートを実施しています。

また、顧客満足保証制度の充実、苦情処理体制の整備、製品の安全性確保など、消費者保護を最優先とした運営を行っています。

グローバル企業として、各国の法規制に準拠した事業運営を徹底し、持続可能で透明性の高いビジネスモデルの確立に努めています。

定期的なコンプライアンス教育の実施により、全てのステークホルダーが安心して関わることができる事業環境を構築しています。

10. 社会貢献活動・CSR

パートナーコは「あなたにやさしく、地球にもやさしく」をコンセプトに、持続可能な社会貢献活動を展開しています。

環境保護の面では、タヒチの家族経営農園との長期パートナーシップを通じて、持続可能な農業の支援と生物多様性の保護に貢献しています。

年間2,000トンのノニフルーツ調達は、現地コミュニティの経済支援にもつながっています。製品のライフサイクル全体で環境負荷の軽減を図り、パッケージングの改善や輸送効率の最適化などを実施しています。

また、健康と豊かさの力となるという企業ミッションの下、製品を通じた健康促進だけでなく、経済的自立を支援するブランドパートナー制度により、多くの人々のライフスタイル向上に貢献しています。グローバル企業として、各地域のコミュニティ支援活動にも積極的に参画しています。

11. 成功事例・体験談

パートナーコでは世界各地から多数の成功事例が報告されています。2023年の地域別トップパートナーとして、日本では増田栄吾氏が「マナの力を持つノニが明確な使命を与えてくれた」と語り、パートナーシップ・マーケティングの可能性を実感しています。

北米のグレッグ・スコット&レニカ・スコット博士夫妻は「ここが正しい場所であり、故郷だと確信した」と創業者との出会いを振り返り、長期的な目標達成への道筋を見出しています。

EMEAのマーシャ・ウルバニ氏は「この会社が最高の選択肢になりつつある」と業界での位置づけの変化を実感しています。ラテンアメリカのルース・エヴァンジェリスタ氏は「人々の生活と経済をより良くするために志を同じくするパートナーたちと協力できた」と、社会貢献への満足感を表現しています。

12. 業界内での評判や受賞歴

パートナーコは創業わずか1年で40以上の国際的な賞を受賞する快挙を成し遂げています。主な受賞実績として、グロービー・ビジネス賞でゴールド3つ、ブロンズ4つを獲得し、マーケティング&セールス、協働、グローバルマーケティング部門で最高評価を受けました。

スティービー賞エルメス・クリエイティブ・アワードゴールデン・ブリッジ賞(金賞1つ、銅賞2つ)、ビディ賞ミューズ・アワードなど多岐にわたる分野で表彰されています。

創業者のダレン・ゾブリストとジョン・R・ワズワースは「ファウンディング・チーム・オブ・ザ・イヤー」に、マーク・パターソンCMOは「マーケティング・エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、個人レベルでも高い評価を獲得しています。

これらの受賞は、ビジネスモデル、製品品質、マーケティング戦略の卓越性を業界が認めた証です。

13. 今後の展望・計画

パートナーコは2024年10月のグローバルプラン統一により、真のワールドワイド企業としての新たなフェーズに入りました。

5年後、10年後、さらには50年後を見据えた長期ビジョンを掲げ、持続可能な成長戦略を描いています。製品開発面では、科学的根拠に基づく革新的な製品の継続的な投入を計画し、特にウェルネス分野での新たな価値創造を目指しています。

デジタル化の推進では、ブランドパートナー向けのツールやプラットフォームの更なる充実を図り、より効率的で魅力的な活動環境の提供を計画しています。

グローバル展開の加速として、現在の30カ国以上からさらなる市場拡大を目指し、各地域の特性に応じたローカライゼーション戦略を展開予定です。

創業者CEOのダレン・ゾブリスト氏は「現在の軌跡を見れば、私たちはまだ始まったばかり」と将来への強い確信を示しています。

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